蝉の声

関東地方の梅雨明け宣言を待ちきれずに外ではセミが鳴き始めた。

「オラは土の中で5年も頑張ったんだから多少の雨でも関係ないよ、だってあと一ヶ月も生きられないんだ、ここで鳴かずしていつ鳴けばいいんだよ！」

と言ってるようである。

実は日曜の午後、雨が上がった時、夏の予行演習のような日差しが降り注いだ。

梅雨明けか？　また明ける明ける詐欺か？と。

例年はもう、夏休みに入っていて、プールの監視員の仕事をして一周目の仕事が終わり、極悪の二週目入りするはずであった。

この不況下で時給を下げると決断した会社は、今年度のプールの監視の仕事は実質ゼロ（学校がプール開けないから）でざまあみろである。

今年度、僕は講習を受けるつもりもないので警備業の資格も失う（はず）と思う。

一年に2回、指定時間の講習を受けないと警備員として登録されない（はず）なのだ。

「はず」と書いてあるのは法律上、建前は、ということで実際は知らない。

僕が言ってないのにもし、警備員従事者として名簿に名前が乗っていたら・・・・・・。ね？

10万払うといったマニフェスト詐欺の市長の問題はどこかへ行ったらしい。

というかリコールは一年待たないとできないらしく、今はそれに向けての段階かなあ？

因みに、僕を警備員として雇った会社の壁にも、新市長を応援するポスター（選挙違反になるとかで名前はかけないらしい）が掲げてある。

グレーゾーンならやっていいのかよ？と思うけど、僕に取ってはコロナ太りで増えた体重のほうが重要で、さっさとサウナを再開して欲しいと思う。

密だというならジャグジーのほうが密だ（笑）　教室が終わったおばちゃんが感覚を空けず飛び込んでぺちゃくちゃ話している。たまーに肌がキレイで年齢を感じさせないくらいピチピチの方が来るけど、それ以外はまあ仕方ないという感じ。（そういう方の必死さがスポーツクラブを支えているのだ）

ジャグジーやプールは気流の流れ（換気扇をガンガン回しているし、消毒用の塩素が常に揮発している）もあったりして実は普段どおり営業してもそこでは感染が起きにくいらしい。

でも、更衣室でいつまで経ってもベンチに座って密で話していたらアウト！である。

サウナは80度を超える高温だからコロナにかかっている人が来たとしても移らないんじゃないかな？とも。

もう、ビート板を置いといてサウナに持ち込んで顔の前に壁を作ってでもサウナ利用してもらえばいいんじゃね？とすら思う（笑）

例年であれば20万近くの金を夏に稼ぐのだけど、今年はそれを辞めた。

僕の価値は僕が決める、頑張ったのに時給を下げるような企業なんかに僕のスキルを活かせるものか！　誰が炎天下で下がった時給で働くものか！　とコロナの影響のほうがでかくて僕の居ない現場なんて小さなものだと気づきながらそれでも自分の信念は曲げない。

八王子とか相模原で畑と土地の付いた一軒家を持った大富豪の人が

「うちで10年働いたらそれをあげよう」と言ってくれたら僕の信念なんか茹でる前の揖保乃糸ぐらいになるけど？（笑）

逆に、学校に頼まれてボランティアとして「手伝う」時は完全無償である。

たまーに麦茶が一杯でるだけで、それ以外はなにもない。

美人の学校の先生が「うふーん！　お疲れさまですぅぅぅ」と水着姿でサービスしてくれたり、保健室の先生がカーテンの中で「特別授業」してくれたりもない。

ま、そんなの当たり前田のクラッカーだけど。

※僕はミレーのビスケットが好きだな