最近割と思うこと

世の中のことを最近分かってきて（と思っているだけかもしれない）僕の頭とその容量では出せない答えがある。

皆、同じようにお母さんの股ぐらから（帝王切開とかを除けば）オギャアと生まれてくるのに、生まれてきた人がたどる「道」はこうも違うのか？と。

これじゃあわからないな。

・命は同じなはずなのに、生命として世代交代できる命と、できない命と、中にはそういうのすらなく、文字通り生まれた後、ひっそりと死んでいく命とあるのは何故？　（自ら産まないことを望んだり、LGBTの人も含む）

・同様に、こうも生まれた国、時期、季節でその後の生存率や人格形成、精神的な成長などにも差が生じてしまうのは何故？

某犯罪者が言ってたけど意思疎通のできない人間は生きていく価値はないの？

その論理を転用してしまうと、犯罪を犯して明らかに冤罪ではない、世代交代もできないアナタは生きてる価値はないの？　

・日本だけをとっても生まれの違いで「格差」ができてしまうのは仕方ないけど、じゃあ生まれながらにしている「お金持ち」と「貧乏人」がいるのは何故？
（極端な言い方で、その中間層が多いのは知っているけど）

・生物学的に世代交代ができて、富裕層になれたり、社会的地位があるものが勝ち組で命のバトンを渡せない貧乏人は負け組なの？

以前にも書いたけど、女子アナの顔と声ばかり追いかけて結婚報道に凹んでばかりいるようにも思えるけど、実は「自分がこの世に生まれた訳」を探している。

上に書いたように様々な形での命の在り方がある。

多分、本当の健常者には障害を持っている人の気持ちはわからないと思う。普通で居られる、なんてことないことがかんたんにできるというのは実はものすごく幸せなんだ、と。

シングルマザーで子供二人を育て上げた人を知っている。下の息子さんは白血病が発症して幸いにしてお姉ちゃんの造血幹細胞が定着して九死に一生を得た。

とある女性は結婚したけど、妊活途中でお互いの不具合が判明して、夫に蹴られ、骨を数カ所折りながら弁護士を立てて調停離婚した。

僕よりも勉強ができた僕と生徒会長選挙を争った（僕が40票差で負けた）彼は生徒会役員経験者を引っさげ、大学の推薦を勝ち取り、商業を勉強して宮原に本社があるとかいう某アパレル会社に入った！（もう辞めてるけど）

僕の記憶が正しければ彼は高校時代、たしかに僕に勝利して勝ち組になった。

けど、結婚して家庭を築いたと言う話は聞かない。

そこから30数年後、なりたくもないのにPTAの役員に推挙されて大役を果たした
（と思う）

PTAの枠で他の家を見ると皆同じ学校に子供を通わせている親（と教師の集まり）なのだ。だから気づかなかったけど、そういう組織、地域の集まりから身を引くと、そうでない人、家庭もあるのだ。

高校の時、僕を裏切って僕の対抗馬に出馬して勝利した彼は多分、親の立場でPTAの集まりには入れない。

結婚、子供の有無だけでもこれだけの「差」がある（あえて格差とは言わない）

絶対に違うといいたいが、あの犯罪者が言うように「世の中に不必要な命」というのはあるのか？

彼の理論が違うのであればその存在意義はなんだろう？と。

天が裂け光が指し、荘厳な声で上空から答えはいつか、舞い降りるのだろうか？

眠れない夜更けに（もう、二時半だ）思ったことを書いてみた。

誰かその答えを知っているなら教えて欲しい。