もう、見終わったらその熱のまま書かないと眠れない、グランメゾン症候群にかかってしまったマサムネです。

今回、ジビエという物が出てきました。鹿、猪、熊、など野生の生き物を食べるワイルドな食文化の一つですが、残念なことに僕はマズいジビエしか食べたことないです。

ろうそくの味がする猪肉。

色々な香辛料でごまかしてるのだと思いますが、古い油の味が際立っていてとんでもない代物でした(笑)

猟といえば、ここの選挙区選出の麻生派の(多分)かれんちゃんは狩猟免許(多分罠)を持っています。

あんまり政治のことは書きたくないのですが、農民票が田舎では重要なんですね?

農業を支えるために、パフォーマンスを兼ねて狩猟免許を取ったり、トラクターに乗って「議員のセンセ」なのに土と水に触れて生きている(をアピール)なんて素晴らしい!と。

かれんちゃん一人が罠仕掛けたって取れる害獣の数は限られています。

農業を邪魔するのは今回のような悪天候や天災だけでなく、行く場を追われた野生動物も邪魔したりするんですよね?

それでも、駆除できる生き物はいい。(鹿、熊、猪)

猿とカラスを鉄砲などで駆除してるのは見たことない。

書いちゃったついでだから言っちゃうけど、小田原西部の山々は随分昔に植林されてスギだかヒノキが植わっている(800-900メートルぐらいまで)林道も整備されてるけど、とっくに林業では食えなくなって、更にどんぐりのなる木が少ないので動物は増えたら人のいる場所へ降りてきてしまう。

猟友会の高齢化は進んでいて、食べてなんていけないから誰も猟師にはなりたがらない。

丹沢の山で駆除の名のもとに撃ち殺された鹿の多くは写真だけ取られて落ち葉をかぶせて腐るに任せている。(駆除したらお金にはなるから)

なので、グランメゾンで映ったジビエは本当に光の当たるキレイな部分だよな?と思いました。

よっぽどの大規模耕作をしてなければ誰かが作った食べ物をお金で買う。

肉にしてみれば誰かが大切に育てた家畜を更に屠殺場で殺してそれを貨幣経済の流れに乗せて嫌な部分は(命を奪いという場面)は金に変えて僕を含めて多くの消費者は口にする。

僕は幼少期、ひよこを飼っていた。 大きくなり、鶏小屋まで作ってかなりマッチョで攻撃的なオスの鶏が数羽、自宅の庭に居た。

近所のおじさんは「もうそろそろ潰してくえるべ?!」と言っていたけど、大きくなったらね、殺すなんてできない。 もちろんひよこだって殺せないけど。

僕が食べてる徳用の胸肉だって、細切れの豚肉だって、勿論牛肉だって、元は命の塊である。

じゃあベジタリアンになるか?と聞かれるとノーである。

肉(鶏肉)は美味しいからね。

牧畜で食べてる人が行きてくために牛や豚を出荷するように、出荷された生き物を肉の形にする人がいるように、僕はその肉から料理を作り出し、限られた予算でなるべく栄養価の高いものを家族に食べさせるのが今の生業なのだ。

本来、いただきます、は料理を作った人ではなく、料理になった動植物の命に感謝して手を合わせることだと思う。

だから食べ終わったらごちそうさま、(ありがとう)とまた手を合わせる。

我々人間の命はたくさんの犠牲のもとに成り立っているんだよな?とジビエの話を見て思った。

コメント

nophoto
通りすがり
2019年11月5日20:05

夏のイノシシは臭いですね
冬は脂肪があってまだいけます。
あと冷蔵期間が長いと冷凍焼けして食えたもんじゃありません。
温度が低い業務用冷蔵庫なら別かもしれませんが。

以外と言うか熊は味噌煮込みにすると旨いですよ。

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