たくさんのこと

あえて書かなかったことには触れない

けど、静かだったマスゴミもまた騒ぎ出した。（かの国の女優の動向なんかどうでもいいんだよ）

貴乃花親方の廃業

性的マイノリティの方に対しての議員の見解に関する一連の問題

そして四年前の今日、御嶽山が噴火して妻の同級生が亡くなった（即死だったといいます）

仕方のないことだけどどんどんどんどん新しいことに塗り替えられていくニュースだけど、マスゴミも報道の仕方をもうちょっと考えたほうがいいと思う。

30代後半で止まってしまった時計

恐らく彼女のご両親はそんなことになるとなんて思わずに娘さんを育てている。

勿論沢山の災害で沢山の人が亡くなられている。

朝ドラの中でもユーコちゃんが被災している。

東日本大震災の時、たまたま、東京に出張で来ていた弟は新橋から結局歩いて矢切の渡しの辺りまで歩いて、友人にピックアップされた。

父から電話をもらった僕だったけど、バイクが壊れていて動けなかった。

（今になってみるとイグニンションキーの不良だとわかるのだけど、下手に動くな、なんとかなるという啓示だったのかもしれない）

この一週間であっという間に別のものを報道し始めた。

ま、仕方ない。

どうあがいても紙ベースの仕事はデジタルの「エンターポチ」に速さでは敵わない。

売れるためには多少の嘘八百も居るのだろう（八百はいっぱいだ）

同世代の元横綱の筋を通して引退にはこれから数日に渡り正誤の検討や論議がなされまた忘れた頃に消えてゆくのだと思う。

性的マイノリティの人に関しては僕はなんとも言えない。

ただし、一つ言えることは税金で食べさせてもらっている公人が言うことじゃないなと思う。

マジョリティからみたマイノリティは異端だ。

人は異端を激しく罰し、痛めつけることでスカっとする呪うべき生き物だということを頭に入れておかないと。

回答にならないかも知れないが、異端を罰し、阻害するのは簡単だ。

ただ、どうだろうか？

そういう社会が果たして皆がニコニコ顔で暮らしていける社会なのだろうか？

性的マイノリティの人も、例えば某議員が言うように税制などで言えば生産性がないのかもしれない。

けど、それを生産性がないとぶった切って終われるのか？

僕の知り合いの夫婦は結婚したけど「子供を作らない」という選択をした人が何組か居る。

義理の妹は「子供が出来ない」ことで夫婦生活が破綻した。

巷では「妊活」なる言葉で若干の世代交代を促進させようとする見えない何かの力がそよいでいる。

では議員のセンセイ方は生物学的に子供が作れないマイノリティの人も、子供を作らない選択をした人も、結果的にほしかったけど作れなかった人も「生産性がない」とぶった切ってしまうのか？

それよりかはどんな人達にも優しい社会を作るほうが先決ではなかろうか？

切れやすい老人も居る。

自治会至上主義で若い人の言葉に耳を貸さない人も確かにいる。

そうでない普通の老人もいる。

子育て真っ最中の夫婦も、子供が居ない夫婦も、子供が嫌いな夫婦であっても、

またこれから夫婦になるかも知れない若い人たちであっても勿論、若くないけど誰かと一緒になりたいアラフォーアラフィフの人たちも、どんな状況の人たちでも環境に置かれてる人であっても天下万民すべての人に優しい社会づくりが必要であるのではないだろうか？

残念なことに四年前に他界してしまった彼女は「これから」はない。

だが、我々は生きていて、今とこれからがある。

突然の自然災害で命と未来を奪われた人の冥福を祈ると共に生きている我々だからこそできることを、今日もこれからもやっていきたいと思う。