昨日の夜中、猫の心音を聞いていたら泣きました。

あまりにひどいので昨日妻と息子が獣医師のところへ連れて行くと

「残念だけど、やりようがない、恐らく持って二週間くらい、安楽死も視野に」

と言われてきた。

実はこの猫、ここと同じく「内緒コミュ」のミクシで繋がった近隣の保護猫活動をしている女性宅から来たオス猫なのです。

人に対しては何でもないのですが、オス猫を飼っている家だと先住ちゃんが嫌がって家に寄り付かなくなるので里子に出したけど行き場がない、どなたか一時預かりでもいいのでいませんか? とミクシで行き場を募集していたので僕が手を上げたのでした。

・アメショ(他界) ・雑種の黒猫(この獣医師の所で保護されてた)に続く「白黒のハチワレ」のオス。

この後沢山やってくる子猫共のお母さん代わりになり何故かオッパイを上げる仕草もしてました(実際出ないのに子猫が吸ってました)

先日も書きましたけど、「猫エイズのキャリアなので」というのが一つ聞いていたことで、ただ、噛み付いて血を流しあうような喧嘩をしなければ感染るものでもないと。

そして獣医師の所で聞いた話では「猫エイズのキャリアの子は老齢になると高確率で腫瘍が出来て予後不良になることが多い」と。

首から上だけしか動かなくなって手足が冷たくなっても必死にもがいていたアメショに続き、もうじき猫と別れが来ると思うととても寂しいです。

僕は人間が死んでもあまり感傷的にはならないのですが、猫だけは特別でこうやって書いている間もずっと涙が止まりません。 

でも、人にしても猫にしても勿論僕に噛み付いた憎き犬にしても皆同じく平等に分け与えられた「生命」ですからその最後の灯火を見守るのも僕の使命だと思ってことに当たっています。

まあ現実的にはありえないですが、「安楽死を」と言った獣医師は沢山の命を終わりを見てそれを乗り越えた上で飼い主にそういう選択肢もある、というわけですので、僕にはそういう仕事はできないな、と思うのです。

・・・・・・ということはそれは人でも同じですので学・技術・精神の三拍子そろった人でないと「医業」には携われないんですよね。(僕にはどれも足りてない)

一応、数週間前に打ってもらった化膿止めの注射を打ってもらいました。

獣医師はこちらからお願いしますと言わないと打ちましょうといスタンスではなかったらしいです。

症例を見てる人はまさに「手の施しようのない状態」というのでしょうね。

もちろんですが、「安楽死」という選択肢はうちにはないので自宅でゆっくりと休ませることにしてあります。

様々な命との離別が人を変え、成長させて来てるとは思いますが、アメショの死を乗り越えたように僕らも白黒のこれから遠くない未来にやってくる現実に目を向けていかないといけません。

さて。今日は生協の配達日で例によってティッシュの消費量が増えて無くなったので買ってこないとな。

コメント

アミ
2018年5月23日8:38

お察しします!
我が家も、5匹のうち、4匹、看取りました。
最期は、なぜか、私のベッドの下で。
先生から、宣告されても約1ヵ月、持ちました。
最期は水だけでしたが、よろよろ、家じゅうを歩き回ってました。
猫も我が家が好きなのですね!
マサムネさんの猫ちゃんも、ご家族に見守られて、幸せですね~。

マサムネ
2018年5月23日10:09

アミさん

眉間の腫瘍が破れ片目が見えなくなって、顔から異臭がしていても可愛い家族です。調子がいいとPC部屋の僕のところへ来て力なく「ニャ~」と鳴くのですが、今はリビングのちょっと高い場所で休んでいます。急に大きくなる腫瘍は食べたエネルギーを腫瘍が更に食べてしまうらしく、ほぼ回復用ではなく、腫瘍自身の拡大ように使われてしまうらしいです(涙) 鼻血とよだれはこまめに拭いていますが、ガチガチに固まった右目は医師も「このままにしておきましょう」といってました。 生協が来たのでティッシュ買ってきます~ コメントありがとうございます。

マダムM
2018年5月23日16:10

文章を読んでいるだけで、涙が出ます。動物、特にネコさんに関しては感情が別です。以前にも書きましたが、先代のアクセルは腎臓を患ってましたが、最期は老衰だったと思います。食べなくなり、水も飲まずじっと横たわっていました。
よく「小さな命」と言いますが、私は命に大小があるとは思いません。ネコさんの命も人間と同じ大きさ、大切さには変わりありません。
ネコさんとの時間、大切になさって下さいね。

まるこ
2018年5月23日16:23

マサムネさん。マサムネさんは本当に尊い功徳な方です。
命の出会いと別れ。数えきれない事を教えてもらいました。
ネコちゃん幸せですよ。

マサムネ
2018年5月23日18:22

マダムさん

午後は水を飲んで何度かトイレに行きました。ほとんど食べてないのにすごいなあ。と思います。僕らの時間もそうですが、先立つ猫との時間、大切にします。ありがとうございます。

マサムネ
2018年5月23日18:25

まるこさん

尊いなんてとんでもない! 大して尊くもないです。先日の一人暮らしからの猫との別れから一年も経ってないのにもう二回目かと昨日から泣けました。きっと僕に乗り越えられない試練を神は与えないだろう(神という存在ががこの世にあるならば)とそのうちやってくるセカンドインパクトへ備えています。お母さんの看病をなさっているまるこさんのほうが僕から見たら尊いです。 

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索