小田原に来るまで、「甘食はそのまま食べる」と思っていた。

駅前にあるあんまり愛想の良くない(よくなかった)パン屋さんではピーナツかマーガリンを挟んで売っていた。

「それはコッペパンじゃねえのかよ」

と思った。

僕の育ったオンボロ家の近くにはO商店とM商店とあって(どちらも閉店した)M商店の方にはコッペパンが売っていた。

白髪のおばあちゃんが出てきてコッペパンを頼むと大きな四角い缶を開いて
「ジャム」「マーガリン」「ジャムとマーガリン」(確かピーナツはなかったと思う)を塗ってくれた。

僕が高校生の頃にはコンビニで「つぶあん&マーガリン」なんてのが山パンからでたような気がする。

国道沿いに出来た(僕も働いていた)コンビニに押されて2つのお店は閉店した。

ついでにいうと僕のいたコンビニもタイムリーワン、ヤマザキデイリーストア、中華料理屋と看板を変えていた。(今デイリーヤマザキっていうのね)

もう、18の時に取った資格だから無効だとおもうけど、市川のサンショップヤマザキの本部で研修を受けて二ヶ月だけ群馬県内某所の副店長として働いていたことがある。 接客について学び、オペレーションについて学び、売るための色々を学んだ気がする。髪の毛もいっぱいあってジェルでカチカチに固めた先のように尖っていた。(心も)

で、また、話が脱線したよな?

コッペパンだよ!

こっちに来てから(時代背景もあるのだと思うけど)コッペパンを頼むと何かを塗って売ってくれる店を見ない。(甘食は守谷のパンで売ってたけど)

秦野にはあった気がする。

もしくは僕の住んでいる所、出かける地区にそういうコッペ屋さんがないのかもしれないけど。今思うとあのジャムとマーガリンは常温で大丈夫だったのかな?(笑)母が炊飯器のスイッチを入れ忘れると「仕方ないからコッペパン買ってきな!」と買いに行かされた。 放課後近隣で遊んでいて小腹が空くとコッペパンを買いに行った。

あの何も塗ってないコッペパンと四角い缶のジャム、マーガリン類はどこに行ったのだろうか?

※ウチの近所のドラッグストアでは水曜日と金曜日にパンの日セールをやっていてコッペパンに似た食感の「くるみを練り込んだソフトフランスパンにピーナツクリームの塗った」コッペパンもどきが78円で売っている。
POSレジで集計してればわかると思うけど、まとめて3つ買ってるのは僕です。

あの頃はコッペパン一個だと給食まで持たなかったけど、今では昼に半分食べたら十分です。

コメント

まるこ
2017年10月2日13:26

昔ありましたよ。コッペパンにジャムなんか挟んで暮らしる店。
四角い一斗缶みたいな入れ物で、餡やバター、ピーナッツ、チョコなどなどありましたね〜〜!!懐かしい。
え??甘食はそのままが一般的だと思ってました。

マサムネ
2017年10月2日16:31

まるこさん

そうですよね? コッペパンに挟むのが普通で甘食には挟まないですよね?(汗)小田原は逆なのです!(笑) ビビリました。

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