PTAや自治会は本当に必要なのか？

結論だけ言うと。

何十年も規則、会則が変わらず、毎年会費の変更や収支の見直しをやってない「形だけ」の組織なら要らないですね。

「今までのやりかたでよい」という人たちが集まってる（陣頭指揮をとってる）ということは新しい人がものをいいにくい組織ですから。

神奈川県下で片手で数えるくらいしか残っていない「制帽」「校服」が残っている小学校に子供を通わせている私ですが、数年前に「お金がかかるので廃止にしたらどうか？」という議題が出ました。

そういう議案がでるというのはいいことです。（残す残さないは別にしても）

僕も双方の意見を聞いて賛成と反対のどちらかに投票しました。

ただ、その臨時総会は「リンチ総会」に近かった。

古い役員、OBの保護者が来て「残せ残せ」の大合唱なわけです。

「てめえらの子供が出た学校だけど、今はあんたらは関係ねえだろ？」と思いましたけど、公立の中学に行くとそういう方々が役員をやられたりしてるわけです。　勿論地域ともつながっているから自治会の防犯なんとか、青少年なんとかにも同じ顔がある。

制服が一着一万円を超えるのに数年に一度そういう支出があると家計的に厳しい。廃止にしたらどうだろう？というのが反対の方の主な意見です。

県下でも公立で残ってる学校はないし（制帽は色分けで残ってるけど）もう古い。

ただ、始まる前から勝負は付いていて会場内は存続派ばかりの出来レースでした。

おまけにこの議案は今後数年は議案に出せない。とまで決めて。

毎年見直してもいいのにね？　同じことで決をとるな？ということかな？

仕事忙しいのにそんなことで呼ぶんじゃねえ！ということなのかな？

役員といえば通常暗黙の了解で一度引き受けると数年やるものだったのです。

僕は一年で辞めました。

次受ける人が長くやりたければ長くやればいいし、同じように一年で辞めても前任者が一年だからね。といいやすいから。

役員を探す方の人は大変でしょうね？　けど、本来、任期が一年なら毎年死に物狂いで探すのがそういう人の役割なんですよ。そういうのがイヤなら別の役員を引き受けたり、係を数回受ければいいだけなので。

多分、古い人達は新しいことをやるのは苦痛なのでしょう。

慣れたことを似た顔つきの人たちで仲良しクラブみたいにして運営してるのがいいのでしょう、と僕は思います。

ただ、そういう土地では外から人から見ると居心地が悪い。（俺も）

10年以上小田原に住んでるけど、同級生がPTAの中で居たりする生まれも育ちも小田原っ子の親から見たら明らかに外様大名なわけです。

ま、自治会にも似たようなことが言えて、一軒家を建てて（相続して）土地の守り神みたいな形で御老体が顔見知りしか参加しない組織で色々と決めてやっている。

それが自治というなら自治なのかもしれないけど、金だけ払って活動に参加しない人がたくさんいるわけです。

大体、お金を取って運営してるとなんでもそうだけどねじれが出てくる。

近所の目があるから一人世帯になるとお金払うけど、勤労奉仕と組長（輪番）は免除してね、的なね？

勿論組内ではそれに異論を唱える人はいない（頭の中はどう思ってるか知らない）

うちは組内でも若い世代に入るし、次の世代がいる貴重な？　世帯なので皆さん優しくしてくれる。　それは自治とは違い、近所付き合いじゃないか？とも思う。

うちの組まるごと自治会から抜けても問題なくね？と思うのだけど、

「アンタ、そんなこと外で言ったら駄目だからね！」と妻に釘を刺される。

実は岳父も岳母も自治会長やら老人会長やら婦人会長を歴任したりしてる「生粋の」小田原っ子だったりする。（自治会の規模が小さいけどね）

顔見知りの人たちがちゃんとものが言えるならそれでもいい。

新しい人もどんどん意見を出して風通しも組織運営もうまく行ってれば問題ない。

劣化が来た原子炉のように過去の産物をチビチビと補修しながらそれこそ大事故に怯えながら運転するように残すならなくしちゃえば？と思うのは僕だけなのだろうか？

※僕は自治会とは別に近所付き合いの一環でゴミ捨て場の掃除と通りの雑草刈り、植木の選定をやります。　道路は県道だから県の管理なのだけど草なんか取りに来ないからね。　大体山道橋の橋上の保安灯切れて真っ暗なのにいつまでたっても直しに来ないし。（連絡済み、確認済み）　毎日吸い殻拾うけど、同じ吸い殻なのね、拾えばいいから「吸い殻、捨てるな！」とかいう威圧感たっぷりの看板を建てようとは思わないけど、喫煙者は吸い殻一つの扱いで自分たちの形身が狭くなってると自覚して欲しい。（僕は元喫煙者だけど、ポイ捨て一度もしたことないよ）