戦国時代に「福島正則」という武将がいる。

簡単に書くと賤ヶ岳の七本槍の1人で先の「真田丸」では深水元基さんが演じていた熱い人(笑)

秀吉子飼いの武将だったが、三成を嫌い、関ヶ原では小山評定で城を差し出し、家康の信頼を得た。

勿論軍勢も活躍し、その後清須から広島へ加増転封するのだけど、「武家諸法度」に違反して城を修理したとして秀忠の代に左遷されてしまう。

※その時のことが書いてあるのがこのサイト

http://blog.goo.ne.jp/kuni-furutone118/e/0b2952bb695d338558f25a387b6b8dfc

実はこの話、歴史雑誌には結構書いて有る話で「平和な世の中になったら不要なものは土蔵に入れられる」ということと「世代を継いで自分を重用してくれるとは限らない」という教訓を学べる。

僕も「俺は弓だ! 不要になったら土蔵にしまわれるのだ、先代に申すことはあっても今の殿様に申すべきことはない!」と啖呵を切ってみたい。

商売に置いて物流は接客に次ぐ要だ。

商品が大量に入ってきた時、誰かがそれをさささと片付け綺麗にすることで他の人が仕事をしやすいようにそれが自分の唯一無二の仕事(今の職場での)とホコリを持って毎日荷物と向き合ってきた。

上司にもやり方があり、効率の出し方があり、対費用効果を上げるために人を減らし、なんとかギリギリで現場を回して数字を上げる事もわからないでもない。

僕が管理職なら同じことをするかもしれない。

僕が今の職場に入った経緯も知らない(知ってるかもしれないけど、どんな気持ちで僕を再雇用したか?)人にとっては人は歯車なのだと思う。

荷物整理オンリーの人なんか要らねえ! 現場を回すんだ!!

と言ってるようにも見える。

僕も先代も腰を悪くしてその上で大量物流に対抗すべく再タッグを組んだ。

同じことを初代の上司が言ったのであれば僕も言うべきことはある。(俺が要らないなら要らないと言ってくれ)

ただ、そういう事情をしらない現・上司にはペーペーの私から申すべきことはない。

カレのやりたいことやろうとしてることがあるなら黙って黙々と事に当たるだけ。

汗を拭きながら思う。

「きっと良かれと思って城を直して文句を言われた福島正則はきっとこんな気持だったのだろう」と。

そして運命のいたずらか、正則の家紋と我が家の家紋は同じ「丸に立ち沢瀉」だったりする(うちは福島姓じゃないですよ)




コメント

まるこ
2017年8月2日14:10

マサムネさんと戦国武将。
妙にしっくりきます。
お名前がマサムネさんだから??
いや、マサムネさんには武士(もののふ)の香りがします!!

マサムネ
2017年8月2日16:26

まるこさん

そう言っていただき、恐悦至極に存じます(笑) アレなんです。生き方とか考え方が古いんです。人のココロで動いてきたのだから心が無ければ辞めるのもやむ無し、と。上司だってそのうち変わるから我慢すればまた重用してくれる。なんてことは思わない。 「二君に仕えず!」とパパパと辞めちゃう。 ただ、そんなだから妻はお金で苦労するんですよね~・・・・。

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