最近のモラルが欠けた時代を嘆いて息子が「政経学部を出て社会の先生になるかも?!」といい出した(笑)

「六年あるのでよく考えなよ」と言ったけど。

1人の人間ができることって限られている。

先生になったから教え子のすべてが人格者になるかというとそうでもない。

教育熱だけで一生生きていけるほど僕らはタフに作られていない。

大体さ、社会の先生(公民とか政治経済の専門なのか?)になるのに政経ってね?

ピアノ、社会の先生、実はどちらも僕ができなかったこと。(口に出して一言も言ってない)

彼は僕より数年速くそういうものに取り組んでいる。「やりたかったな~」という欲望がDNAに刻まれているのだろう。

ただ、「民意はそう簡単に変えられるものではない」という絶望に近い実体験も刻まれているとしたら「世の中なんて変わりゃしねえよ。皆自分が良ければそれでいいんだ 仕方ないだろ?」という境地に達して世捨て人になる日も近いのか?!

それなら一生食べていける国家資格を取れる仕事をしつつ副業的に子供に生き方を教えればいいんじゃないか?とも思う。


コメント

まるこ
2017年6月8日8:39

しっかりとした考えをお持ちの息子さんですね。
何をしたいのかわからない若者の多い中で立派に育って。
マサムネさんの子育てが立派なのでしょう。
私も実は聾学校の社会科の教師になりたかったんですが、頑固な父に反対され、勘当まで言い渡された私は怯み、旅行屋になりました。
もっと遡るとフライトアテンダントになりたかったのですが、昔の応募要項には堂々と「頭脳明晰、容姿端麗」と謳われてまして…凹みました。

マサムネ
2017年6月8日14:41

まるこさん

僕は大した人間ではないです、子育てなんてまだまだ手探りです。ただ、ずっと心がけている事はあって「嘘をつかない」「大人にとって都合の悪いことを隠さない」というのは心がけています。 僕の経験はそれこそ僕が人生をかけて築いた資産ですからそれは知識として利用してもらっていいけど、それをどういかすか? というのはまあ子供たちにかかっているわけです。 僕にとって僕の関与できる子育てなんて多分1/4もないと思っています^^;

マダムM
2017年6月8日18:47

高校3年の時、早稲田の政経を受験したいと言ったら、政経は無理だから法学部にしなさいと無責任なアドバイス。そもそも早稲田を受験出来る学力が無いのだから、当然落ちました(涙)当時は塾は浪人が行く所、と言う時代で学校の先生の助言は役には立ちませんでした。
息子さん、今は選択肢が多いからゆっくり選んで下さいね!

マサムネ
2017年6月9日12:48

マダムさん

そうなんです。良きも悪きも六年時間があるのでじっくり選べる。おまけに大学言ったからと言ってそれを元に生涯の生業になるわけでもない。(潰しの利かない史学科) 人生は万華鏡のように変化してゆくものだから変化に対応できればそれでいいんです~(ただ、国家資格は大切だよな^^)

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