20代の頃(正確には19才)北海道へツーリングに行った時、知り合った人が風呂に入りながら「俺は光秀も三成も好きだな」と言っていた。

歴史の授業でどうしても勝者が正義で敗者は悪という教わり方をした影響なのだと思うけど、当時、頭のわるい僕には理解できなかった。

幸い、その後史学科で様々なことを学び、今、知識の蓄積があるうえでは「教え方(教育)は重要だ」ということは言える。

戦後の教育まで引っ張りだすと長くなるし本文から脱線しまくるので書かないけど、ある程度、歴史を学んだ上で真田丸を見ていると「今まで見せなかった見せ方」で歴史を見せようとしてるのかという意図が伝わってくる。

豊臣も真田も歴史上、負けてしまう。

ただ、どうやって負けたのか?にクローズアップした大河があっただろうか?(ありました! 清盛!)

平家が壇ノ浦で負けてから江戸が終わるまで、残念ながら源氏の世の中なんだけど(泣)今回の作品はそれでも、生々しい人間の喜怒哀楽が盛り込まれ、その中で右往左往する人々が描かれている。

関ヶ原で三成が負けてその後大阪の二回の戦いで豊臣が滅亡したのは日本史の教科書にも出てくる。(と思う)

三成だって大谷吉継だって負けようと戦をしたわけではないのだけど結果的には負けてしまった。

ネタバレになっちゃうかもしれないけど、信繁もあそこに出城を作ったのも、最後に突撃をしたのも「その時に出来る最善の策」を選んだから現代にまで伝わる語り草になったのだと思う。

それはさておき、信之の妻「稲」(後の小松姫 イクサのカードにもあるね)役の吉田羊。

実は彼女も僕と同い年らしくあの年齢であの綺麗さは素晴らしい。

ただ、残念だけど、有働さんにはかなわない。

小松姫の父、本多忠勝もいい味を出している。

言い出したらきりがないけど、ちょっと前の「山本勘助」が家康をやってるのは風林火山のイメージ抜けきらなくて困る(笑)

斉藤由貴は奥方役としてはいいけど、CMのメガネっ子のほうが可愛い。

あれ? 真田丸考でなく、真田丸に出てる女優の可愛さしか書いてない? い、いやち、違うんだよ! 長澤まさみがどうやって巨乳を隠してるか?とか秘かにおもってないですってば!(笑)

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