先日新宿で倒れたタレントの前田健。

実は前田健太とか前山田健一とか微妙に似てる名前の人が居て最初顔が思い浮かばなかった。

実を言うと僕らの世代にも死神さんがウロウロするようになってきていてせっかくここまでやってきたのにね?と思ってしまう。

僕は中学の同級生を高校時代に二人、20代に二人亡くしていて「あんなに元気だったのに」なんていうありきたりの言葉は使いすぎて知人の死に対して麻痺してしまった。(脳の防御反応なのかな?)

以前にも書いたけど「死」というのは生まれてきた以上もれなく一度を訪れるキャンペーンみたいなもので避けられない。(当然だ)だけど、死に対して準備はできる。

とはいってもまさかパスタの写真と文章をあげていた時に彼は死を意識していただろうか?

僕ら人間は様々な物を作り出し、色々なシステムや発明をする割に大部分の人は死に対して何もできない。

よく死ぬまでにやっておきたい○○個の事、とか終活と題して様々な書籍を目にするけど、多分気休めになっても実際にそれらのところに書かれていることは本人の死への恐怖を和らげるだけで後に残った人は粛々と実務をこなすだけだったりする。

僕は随分前に「死に対して出来ることがあるとすれば一日一日を無駄にしないことだ」と書いたことがある。

努力至上主義の山羊座らしいのだけど(笑)日々の全力の積み重ねが未来をつくるのだ!と。

その点、ガンはいい。

僕はクリスマスイブ生まれなので12月辺りに三ヶ月の余命宣告を受けて年を越してだんだん暖かくなってきて4月に入ってほんわかしてきて桜の満開を見て、家族が「なんだよ! まだまだ行けるじゃん?」と思っているところでサクラと共に散りたい。

病状と部位にもよるだろうけど、三ヶ月あればなんとか色々な物を託すことができるでしょう。

僕なんか隠し○○と呼べるものはこのダイアリーノートとミクシのアカウントぐらいだから、死んだ後で「こんなところにこんなにくだらないことを毎日書いてたんだ?」と残された人が読むのもいとをかし。

けど、ここがバレると大航海時代もバレちゃうのか? そうすると明日誕生日の悪友「ジャガーノート」にも迷惑がかかるかなあ?

というか死んじゃったら多分ここのことなんか覚えてないだろうからそんな心配しなくてもいいんだよねえ?

・・・・なーんてことを考える暇もないままに亡くなった前田さんに深く哀悼の意を表します。

合掌

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