タイムテーブル的に厳しかったのだけど無理やり連れて行かれた歌舞伎の小田原公演。
結果的にすごく面白かった!!
妻は独身時代友人と古い?歌舞伎座へよく出かけて行って見ていたそうで「澤瀉屋!」「山城屋!」「成駒屋!」(昨日覚えた)という決めの掛け声? をいう人は暗黙の了解で決まっていて公演の中で一番の盛り上がりで声なんてそうそうかけられないんだよ!と言っていた。
小田原ではどうだったか?
結果として「○○屋!」の声は誰一人して発しなかった。(残念)
チラシを持った妻はこの人がお父さんで息子さんがこの人、で、この人が次男でだからこの二人はいとこね。と説明してくれた。
僕は観劇に集中したかったのだけど小田原が田舎なのか無粋なのか両脇のドアから公演中でも出入りする人もいるし、ドアをズン!と開けるものだからうるさくて仕方なかった。それに加えてセンスだか傘だかを床に「カタン」と落とすものだからそれが舞台の演出の音と相まって非常に不愉快でした。あと、薄暗い中でずっとスマホ見てる人(俺の斜め前に座っていたアンタだよ)スマホ見るなら外でやれよ。と思いました。
ネット上やリアルでもそうだけど「エチケット」「マナー」を軽視する風潮が昨今ではありますね。
僕は普段からおでかけの時は着物を着るのだけど観劇用の正絹の着物を持ってないので着物は着ないでジャケットにノーネクタイのローファーというスタイルで出かけた(ネクタイが必須ですと言われた時のためにポケットにはネクタイ忍ばせてね)
けど、結果としてそんな気遣いは無用だったように思える。Tシャツに短パンは居なかったけど「もうちょっとおしゃれしようよ」という人は結構いました。
歌舞伎が廃れないためには見る人の敷居を低くすることも必要なのかもしれない。けど、一流の人が演じてるのをお客が三流だと演じる側に失礼だと思うのです。セリフのすべてがわからなくてもちゃんとみてればここは笑ってもいいところだな?とか木の板を叩く人がスルスルと出てきたらどこかでそろそろあの「パシーン!」という音が来るんだな?(ドキドキ)とかね?
携帯電話の電源は切って下さい。と場内放送してるのに暗がりでスマホ取り出してシュッシュしてたら音が出なくてもうざいものです。
係員もそういう不届き者はつまみ出しちゃえば~ぁいいのにぃ~!
と思いました。
昨日のコメントにも書きましたけど藤十郎さんはご高齢の為かお一人、口上でマイクを使われていましたが、それでもちゃんと立ち居振る舞いは素晴らしかったです。
オマケですけど、天皇家と歌舞伎(など)は男系男子が必須なんですよね。男子を産めない(男子すら産むことが叶わない人もいるでしょうけど)奥さんは伝統や血筋を絶やす事になっちゃうわけですからものすごいプレッシャーだと思うのです。けど、扇さんやその他の女性は(多くは女優さんなど、芸能人が多いかな?)ちゃんと男子を産んで血を残すことも果たした上で妻として母として女として生きている。
本来、僕らはそういう分業的な役割でお互いを上手に支えあって生きてきたはずであるのにいつの日からか女性の人権開放とか社会進出とか妙な看板の下で本来の役割を投げ捨てて生きられるようになってきたようにも思える。
それがいいか悪いかは別にしても心身ともに健康な男女はやはり結婚して子を産み育て、より良い種を残すことが後世の世の中を良くする一つの手段だよな?と古くて新しい歌舞伎の世界を見て思いました。
※新しいというのは僕が初体験だったので。
世の中にはまだまだ僕の知らない世界やたくさんの未経験の芸能、文化があります。そういったものを頭から毛嫌いするのではなく、そういうものすべてを僕の人生の肥やしにできるようにまた今日から明日へ精進したいと思います。
では。また。
結果的にすごく面白かった!!
妻は独身時代友人と古い?歌舞伎座へよく出かけて行って見ていたそうで「澤瀉屋!」「山城屋!」「成駒屋!」(昨日覚えた)という決めの掛け声? をいう人は暗黙の了解で決まっていて公演の中で一番の盛り上がりで声なんてそうそうかけられないんだよ!と言っていた。
小田原ではどうだったか?
結果として「○○屋!」の声は誰一人して発しなかった。(残念)
チラシを持った妻はこの人がお父さんで息子さんがこの人、で、この人が次男でだからこの二人はいとこね。と説明してくれた。
僕は観劇に集中したかったのだけど小田原が田舎なのか無粋なのか両脇のドアから公演中でも出入りする人もいるし、ドアをズン!と開けるものだからうるさくて仕方なかった。それに加えてセンスだか傘だかを床に「カタン」と落とすものだからそれが舞台の演出の音と相まって非常に不愉快でした。あと、薄暗い中でずっとスマホ見てる人(俺の斜め前に座っていたアンタだよ)スマホ見るなら外でやれよ。と思いました。
ネット上やリアルでもそうだけど「エチケット」「マナー」を軽視する風潮が昨今ではありますね。
僕は普段からおでかけの時は着物を着るのだけど観劇用の正絹の着物を持ってないので着物は着ないでジャケットにノーネクタイのローファーというスタイルで出かけた(ネクタイが必須ですと言われた時のためにポケットにはネクタイ忍ばせてね)
けど、結果としてそんな気遣いは無用だったように思える。Tシャツに短パンは居なかったけど「もうちょっとおしゃれしようよ」という人は結構いました。
歌舞伎が廃れないためには見る人の敷居を低くすることも必要なのかもしれない。けど、一流の人が演じてるのをお客が三流だと演じる側に失礼だと思うのです。セリフのすべてがわからなくてもちゃんとみてればここは笑ってもいいところだな?とか木の板を叩く人がスルスルと出てきたらどこかでそろそろあの「パシーン!」という音が来るんだな?(ドキドキ)とかね?
携帯電話の電源は切って下さい。と場内放送してるのに暗がりでスマホ取り出してシュッシュしてたら音が出なくてもうざいものです。
係員もそういう不届き者はつまみ出しちゃえば~ぁいいのにぃ~!
と思いました。
昨日のコメントにも書きましたけど藤十郎さんはご高齢の為かお一人、口上でマイクを使われていましたが、それでもちゃんと立ち居振る舞いは素晴らしかったです。
オマケですけど、天皇家と歌舞伎(など)は男系男子が必須なんですよね。男子を産めない(男子すら産むことが叶わない人もいるでしょうけど)奥さんは伝統や血筋を絶やす事になっちゃうわけですからものすごいプレッシャーだと思うのです。けど、扇さんやその他の女性は(多くは女優さんなど、芸能人が多いかな?)ちゃんと男子を産んで血を残すことも果たした上で妻として母として女として生きている。
本来、僕らはそういう分業的な役割でお互いを上手に支えあって生きてきたはずであるのにいつの日からか女性の人権開放とか社会進出とか妙な看板の下で本来の役割を投げ捨てて生きられるようになってきたようにも思える。
それがいいか悪いかは別にしても心身ともに健康な男女はやはり結婚して子を産み育て、より良い種を残すことが後世の世の中を良くする一つの手段だよな?と古くて新しい歌舞伎の世界を見て思いました。
※新しいというのは僕が初体験だったので。
世の中にはまだまだ僕の知らない世界やたくさんの未経験の芸能、文化があります。そういったものを頭から毛嫌いするのではなく、そういうものすべてを僕の人生の肥やしにできるようにまた今日から明日へ精進したいと思います。
では。また。
コメント
小田原のマナー云々と書かれてますが、歌舞伎座でのマナーも低下しております。まず上演前の放送での注意事項、まるで高校生辺りに注意しているような内容です。事細かに言っておかないと、係り員が注意した時に「そんな事言って無かった」と逆ギレするからとか。嘆かわしい限りです(-"-)
歌舞伎界は男系みたいになってますが、少し前までは娘に優秀な婿を取り、跡を継がせていたのが、近年は有無を言わせず婿取りなんて出来ませんものね(^_^;)
また機会があったら、是非ご覧になって下さい。
今度は小田原くんだり(地元なのにくんだりつかってスイマセン)じゃなくてあの新しくなった歌舞伎座で見たいものだけチョコっと見に行こう!と(意外に小学生の娘と息子も面白かったらしい)リビングで話していました。 真面目な話になってしまいますが、歌舞伎というのはアナログゆえに「間」が命なんだと思うのです。その一秒が大切にスべき一秒か? それともそうでないか? を学ぶためには素晴らしい芸能であり、教材であると思います。(同じ演目を別の役者で見るとおそらく一目瞭然でしょうね)けど、会場の暗闇でスマホをシュッシュとやってる客に見る資格はないよなあ?と思ったりしますけど(汗)(スマホ会社を批判すると僕の立場が無くなっちゃうけど)歌舞伎を見てると僕ら日本人が失くした義理、人情、誇りを思い出されます。みんなが歌舞伎見るだけでニッポンがすごおおおく良くなるように思うのは僕だけですかね? あんなにいい教材はないです!