昨日、小田原市街地(ローソン前)の入り口からハルネ地下街へ階段で降りていたら突然コケた(と言うか脚だけずるっと滑った)

体制を立て直し自分のいた段を見ると下駄の台の部分と歯の部分の境目からパキっと折れて歯だけ階段上に残っていた(笑)

仕方ないのでそれを持って(左足だけ一本歯になった)いえにかえったのだけど・・・・。

・小田原にはもう、履物屋さんがない。(これを買った相模屋さんも随分前に閉店された)

ということでDIY補修。

8ミリのドリルで穴を開けて台にダボ継ぎ+耐水接着剤。

桐の太い木とそれ用の加工マシンがあれば(別にきりじゃなくてもいいけど) 下駄の台なんて簡単に作れそう・・・・・。

ただ、一枚板でできてなかったので(そりゃあ仕方ない)接合部分が退化して割れたんでしょうね。

確か随分前には下駄の歯だけを交換する仕事があったとか?

花緒だって端布でチャチャチャと縫ってね?

和装がすべていいとは言わないけど昔の日本人は環境に優しい自然素材を身につけていたんだな?と思う。(石油がなくてもなんとかしてたんだよね?)

この狭い国土にあるものをフル活用するとなるとそれはそれで様々な種類の生業をも生み出していたんだよな?などと下駄を直しながら思ったんですよ。

実は上にも書いたけど、これは相模屋さんで買った「思い出の逸品」なので壊れたからと言って捨てるわけにはいかんのです。

日比野さんが閉まり、相模屋さんも閉店して駅前の和装履物店は城下町・小田原から消えました。

ネットでポチっとすればすぐ商品が手に入る昨今ですが、対面販売で買った時の会話や雰囲気を思い出せるのはいいことです。

妻に旋盤があればここに直角にドリルが入れられるんだけどな・・・・・・・と言ったら「尚更アナタは何屋かわからないじゃないの!」と笑われました。

強いて言えば「直し屋」ですかね?w

「リメイク屋」かもしれない。

久々の生き物を直さない「ドクターマサムネ」復活でしょうか?w


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