英雄ポロネーズ

2014年4月7日 音楽
実はこのタイトルで文字を書く(書いてはいないけど)のは二度目である。

というのも、4月から息子がピアノを習い始めた。

どこかに書いたけどうちは習い事なんてできるレベルの家計ではなかったので本は市立図書館、グラウンドは休耕田、飲み物は公園の水道水という環境で育った(ワイルドだろお?)

随分前にディアゴスティーニで「ドゥ・ピアノ」というCDつきの本が出ていた時、それを買ってなんとか両手別々に動くように練習したのだけど(大きな栗の木の下で)もう動かない。

そんな父なのだけど、なにをどうしてか剣道(体験で辞めた)バレエ(これも体験で。。。)など体育系がさっぱりの中、太鼓と英語は続いていて、どうやらピアノを習いたいと祖母に(これが味噌だ)直訴したらしい。

妻の母、義理の妹、妻の母の妹、その夫が学校関係で働いていることもあり、我が家以外にはピアノがある(グランドじゃないよ)

小学校の先生はピアノが最近は必修らしく(もうすぐ定年の人は違ったらしい)ここ数年新採用ではいる先生のほとんどはピアノが弾けるらしい。

話がそれたけどうち以外では時間の都合が合えば練習し放題。

岳母は早速狂った調律を直そうか?と思案しているらしい。

僕の話に戻ってしまうが、そのドゥ・ピアノの時、ネットに動画なんてものはなかった。(ギリギリドリキャスでネットにつながったかなあ?)

だから音源はCDで運指などはイメージで勉強するしかなかった。けど昨今はみんなが率先して動画を上げてくれるのでタイトルをようつべに入れるだけで様々な人の英雄ポロネーズが聞ける。

ベストオブ・ショパンというタイトルのCDに入っていた曲を大音量で聞きながら真冬にユーノス・ロードスターをフルオープンにして真夜中に国道を疾走すていた頃を思い出した。(キチガイだ)

ピアニストが鍵盤を奏でるように僕はCDの音に合わせてマシンを奏でていたのだ。

冬空の星、サテライトブルーマイカのロードスター

闇に響く英雄ポロネーズと共に。

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