2.26日付の日経一面の記事。

「ニッポンの製造業」新たな挑戦{下}

ムラタの記事は上下でした。

新聞記事を一時違わず転記したら問題になるので書かないですが、要約すると世界最小コンデンサを武器に「中」を作り続けるムラタは勝ち組に乗り続けるべく、努力している。

風が吹けば・・・・の論理で言うと、ガワ(外側)が沢山売れれば中を作ってる会社も儲かる。

けど、自分たちがつながりを作っている会社が中国で勝ち組にならんと意味が無い。そのために10年以上前からテコ入れしてる。

記事の中で一番びっくりしたのは

「村田製作所は社長もムラタだ!!」

ぶっちゃけ日本の屋台骨自動車が低迷する中、残業してまで納期に間に合わせる会社が日本にどれくらいあるだろうか?

ニッポンのものづくりは繁栄と衰退を繰り返し文化としてだけ残っているものも多くなってしまった。

「絹織物」「武器としての日本刀」そして世界に類を見ない「真面目で勤勉な国民性」

絹織物の衰退について書き始めるとまた長くなるので割愛するけど僕らは数百年前まで真剣で斬り合っていた民族だったのだ。

多分、その加工技術の幾つかは自動車や近代兵器、自動小銃なんかにも生きているのかもしれないけど。

僕らは元来、森と泉の国に住み、穀類を食して、木と泥と紙と竹でできた家に暮らしものすごい循環型社会の中にいた。

火事で家が焼けても家の材料はそこらに生えていた。

山で仕事をする人もたくさんいたし猟師だって沢山いて僕らがどうぶつを殺して食べることで上手くバランスが取れていた。

林業もハンターも農業に負けず劣らず高齢化が進み、後継者不足が否めない。

そんな中で数ミリの小さな部品でもって世界シェアのトップに立ち、ものづくりの流れに乗り沢山の社員の生活を支えている村田製作所はすごいと思った。

社長さんを含め関係者の皆様、会社が忙しいというのは「世界がアナタがたの力を必要としている」のです。どうぞその力でニッポンを、いや、世界を支えてくださいませ。

コメント

スミぱん@国会を見よう
2014年2月27日18:43

中の人です。(笑)
コンデンサではないですが、来月からめっちゃ忙しくなります。

バブル部長
2014年2月27日21:03

DOLでもあったでしょ?
ナマハゲが使う包丁/良く切れる料理刀→出刃包丁は、「技術」なのですよ。
ムラタに京セラに島津,ワコールとか、京都は本当に変なw会社が多い(笑)

マサムネ
2014年2月28日0:48

スミさん あれ? コンデンサじゃないんですね^^; DS分解したら小さいコンデンサ(ヒューズ)みたいなのがあってこれも「ムラタ」なのかな?と思いました。励ましにならないかもしれないですが、ムラタの世界一を維持すべく社畜になり頑張ってください。(頑張らなくていいです)

マサムネ
2014年2月28日0:50

部長さま ほかはいいとして「ワコール」も京都なんですね? あのなんとも言えないホックの感じとかバストアップの技術ややや峠を越えた感のある女子に人気のデザインとか、独特ですよね? 10代20代の時はワコールのブラ見ませんでしたものね? ゲホゲホ・・・・。

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