先ほどニュースで知りました。

長編作品から引退すると。

ナウシカに始まり(間違っていたらスイマセン)

風立ちぬに終わる。(まだ見てません)

腐界に怯える人類は放射能を瘴気に置き換えても余りあります。

まだ、あの世界では長い年月をかけて植物が地球を綺麗にして

くれています。

自然のこと、いきもののこと、古い神様の事、戦争のこと

憎しみ合う心のこと。

あのブッダが長い時間をかけて法を説いたように風立ちぬを作り

一線から退く。

中々できることではありません。

小説家と映画監督は方向性が似ていますが(僕から見ると)

写真家と詩人と上記二つは相反するような気がします。

長い作品の中を通して壮大なテーマをぼんやりと浮かび上がらせるの

前者である枠組みの中で一瞬をはっきりとイメージさせるのが後者

のような気がします。

まだ風立ちぬを見てないのでなんとも言えませんが僕はあの作品群の

なかでは「紅の豚」が一番好きで僕もマダム・ジーナに

「バカッ!」と言われてみたいです。

意外かもしれませんがおもひでぽろぽろと海がきこえるはみてません

いろいろなところで書かれているかもしれませんが多分平和の尊さ

なんて当然の事はあえて書かずに「人間の成すべきこと」を多分

宮崎さんは指し示してくれたのだと思っています。

実はチャゲアスのオンヨアマークのPV?になってるショートアニメ

が入ってるDVDがあるのですが(アマゾンで買った)そこには

謎の教団や放射能を揶揄する進入禁止区域まで描写されています。

原発に汚染された区域はおそらく未来永劫住むことはできないでしょ

う。

誰かの責任にするなら「人間すべて」の責任です。

もちろん政治的に責任をとるべき人がとってない現状は置いといて。

宮崎作品の中には謎のエネルギーが存在します。

メーヴェの動力や反重力を司る飛行石。

巨神兵の放つ熱エネルギーも正体不明です。

それらのどれかでも実現できたなら僕らは原子力に頼らなくても

もう暫く地球上に生き長らえるでしょう。

僕が宮崎作品を通じて感じたことはやはり

「地球はひとつしか無い。人という存在は自然との対し方をもう少し

考えないとしっぺ返しくらうよ」(すでに食らってるけど)

ということです。

それにしても長きに渡りお疲れ様でした。

(母を訪ねて三千里の場面設定 レイアウトもですよね?)

コメント

nophoto
saga
2013年9月2日2:27

海がきこえる。原作大好きです^^

yasai
2013年9月2日7:29

楽しい 思い出を作って 頂きました この年でも 楽しめます

マサムネ
2013年9月2日7:39

サガさん おはようございます。先日そちらの産業道路の事がNHKの番組でやっていました。復興は進んでいますか? お元気でしょうか? 原作については調べてみます。 コメント有難うございます。

yasaiさま ボーダーレスで楽しめるのが宮崎監督の作品の魅力ですよね。喜怒哀楽の配分が絶妙です。 朝早くからコメントありがとうございます。

みづき
2013年9月3日8:42

もののけ姫か、ナウシカ好きだと言うと
バケモノ系好きだと言われます。
あれだけ騒がれたポニョは、山口智子が出ているけど、
見てないです!
やっぱり、もののけとナウシカだな。

ヤックル!逃げろっ!

で、矢が刺さっちゃったら…なんて、考えた不届き者ですが(笑)

マサムネ
2013年9月3日16:44

もののけはコロっと変わる男心をよく描いていると思います(笑)

「私もカヤ(カヤだっけ?)を想う」と言ってたのになあ。

もののけの鉄をめぐる描写(森と砂鉄の関係)はよく描いてあると

感心します(何故か上から目線)ナウシカは原作読んじゃうと映画は

あそこから先が核心なんだけどな。と思います。

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