大一大万大吉

2012年1月25日 連載
知る人ぞ知る石田三成の旗印です。


「大とは天下を意味し、天下のもとで一人が万民のために、万民が一人のために・・・という世の中になればすべての人が吉(幸福)となり、太平の世が訪れる」


ということです。

よい言葉です。

英語にあるワンフォーオールオールフォーワンの精神ですね。(ラグビーか?)

本当はそれを貫いてよい行いをしていれば彼は負けなかったのでしょうけど

大義名分と戦の結果というのはえてして違うものです。

歴史をかじっていたものとしてこの三成の精神と旗印はとても好きになりました。

我が家の床の間に書いて飾っておこうかと思うくらいです。

僕が19歳の頃北海道で知り合った人に「光秀も三成も好きだ」と言ってた人が

いました。

当時僕は信長が好きでしたのでどうもその意見に同意できなかったことを覚えてい

ます。

でも、大義名分と戦で勝利を納めるかというのは違う問題です。

生き様としてのかっこよさと勝者としてのかっこよさというのは同居しないことが

多々としてあるわけですよ。

計画停電が起きていた時、日本はみんなで節電しよう!と頑張りました。

被災地にも沢山のボランティアが集まりました。

うちで取ってる新聞には「ボランティア募集しています」「こういうものが足りな

いです」という記事を見かけます。

議員定数の削減や増税を求める前にやることはねえかいな?と政治屋には思います

停電しなくなったとたんに(多分そうではないけど)被災地のことが対岸の火事に

なっている人もいます。

オカネに余分がある人はオカネで、力に余力のある人は力で、

両方とも余力のない人は心で、すべて余裕のない人は自分の命を大切に。

死んでしまったら何も成しえません。生きていればいつかは誰かを助けることが

できると思います。

僕は少しでもこの日本にそう言う人が増えればいいな。と思って筆をとりました。

僕も僕なりに出来ることをするので皆さんも今一度その力で少しでも被災地復興に

力を貸してあげてください。

このハゲ頭を下げてお願いします。

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