こころ

2011年6月26日 エッセイ
さっき仮想空間から貴女が去っていったのを知りました。

なんの前触れもなく。

そういえば現実世界でも僕は貴女の後姿しか見ていない気がします。

きっと断筆宣言を見て貴女なりの区切りをつけたかったのでしょうね。

以前に話したように僕には生きる意味が必要です。大きければ大きいほど、

困難であれば困難であるほど僕は燃え上がります。

でも、それは口に出してはいけないことだったのですね?

命の向こう側に何が見えるのか?

生きようとしている命に対して僕に出来ることは何か?

あの時僕は間違いなく裸の心で相対していました。

誰にも見せていない自分の本音を見せました。

とてもリラックスしてこんな素晴らしい気持ちがあるのか。

自分は桃源郷にいるのではないかと錯覚したほどです。

様々なものや人との距離をつかむのがとても苦手な僕です。

僕だって自分のことになれば冷静さや正確さを欠いたりします。

きっとそういうものが貴女の心を傷つけてしまったのですね。

でも、僕はそういう心を隠す術を知らないのです。

傷ついたら傷ついたこころを。

喜んだらめいいっぱいの喜びを。

悲しむときには誰にも見せないような涙も。

あるがままの心で

あるがままの心を。

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