どんなに便利でも紙とインクには勝てない

2011年6月14日連載コメント (2)

先日の自分の発言について考えてみた。

リアルタイムで更新されて自分の気持ちを誰かが読み取ってくれる。

でも、そこには始まりはあっても終わりはない。

一貫したコンセプトもない。

どんなに便利になったとしても電気がなければ読めない。

本はあかりがあれば読めるし読むたびに深さが増す。

僕ですら過去にナニを書いたか忘れてしまう量になってるものはやはり「作品」

と呼ぶには物足りない。

物の価値観などは時代で変わってゆくから自分に適切なものを取り入れて人生を

「楽しく」生きられりゃいいんじゃないの？と僕は思う。

アミさんの所でお墓の話が出たので僕の「クサイ」お墓の話。

妻に（今の所妻が僕の遺骨を管理するだろうと思うので）こういってあります。

「僕が死んだら葬儀というのは止めてお別れの会などにしてください。

僕の葬儀に来てくれる人はそう多くないですが僕の人生で僕にかけがえのない時間

をくれた人たちです、無礼のないようにおもてなししてください。

遺骨は持っていてもいいですけどそれはただの骨なので出来れば海か海に繋がる

川に流してください。　そうすれば水のあるところに僕はいつでもいるので

会いたくなったら川でも海でも好きなところに線香を上げにきてください。

その旨を参列者の方にも伝えてください（葬儀じゃないから参加者か）

可能で有れば骨を小分けにして僕の行きたくていけなかった世界の海にも撒いて

ください。狭くて暗い墓にだけは入れないで下さい。入れたら化けて出ますよ！」

と。

ちなみに妻は「おばあちゃん（母方の）と一緒のところでいい」と言っています。

夫婦といっても価値観がまったく違いますね。

でも、生きてるうちに自分のことをお願いしておくのも大切じゃないかな？と思い

ます。しかも我ながら思っていることなんだけど、ちょっと照れくさい。

でも、暗い墓には入りたくない。という葛藤ですね。

散骨がダメなら高台の見晴らしの良い土地に木でも植えてそこに埋めてくれりゃ

木の養分になって未来の二酸化炭素減少に役立つかな？などとも話しています。

どっちにしろ僕らの命は地球から生まれたものですから地球に返すのが妥当じゃな

かな？　と僕は思っています。

特に日本の墓参りや檀家制度に批判的なわけではありません。それはそれでしんみ

りとしたよい文化だと思います。

僕はよく墓地で泣くので必ず一人で行って「どうすりゃいいかな？」と若くして

旅立った親友に相談します。生きていても死んだあともあまり変わらないんです。

彼だと思って話しかけるしなんとなく彼が何かを言ってるような気もするからです

さて、あまりしんみりしても仕方ないので今日はこの辺で。