妹の言葉より。

うんと、今までとちょっと指向の違う中身です。ディープで

シリアスな内容かも知れないのでそういうのが苦手だったり

読んで調子が悪くなる人は読んじゃだめですよ。




今日は僕が見舞いにいける日だったので「喫茶マサ」特製の

アイスカフェオレをもって昼過ぎにいった。

入院してると飯の後ってのは

to kokomadekaite hennkanngakowareta.

直ったので再入力開始。

飯の後は暇です。ただでさえ暇なんだから何もなければもっと暇

なんですね。二人でコーヒー飲みながら今週の予定やその他の

話。

そんな中でとても今の彼女の状態を示す言葉

「お父さんとお母さんが来ると具合が悪くなる」

僕はそれならうちの養女になる？　でも、次女だよ。といいます

けどなったらなったで岳父たちの立つ瀬がない。

「立つ瀬がなければ座ればいい」どうせならザブンと水に入った

ら涼しくていいアイディアが浮かぶかもと言ったりします。

僕は妹の病状しか見てないのですけど「厳しすぎるけど自分には

ルーズな親（特に母親）」が実は少なからず病状の変化に密接に

関係してると見ます。

掘り下げるとお互いにどう接していいかわからない状態が続くと

子供にとってフラストレーションになりそれに気づかずに病状

がストンと落ちる。

極論を言えば両親が死なない限りはそういう状態は続くと思いま

すね。本人になにか目標があれば別ですけど

「気力がない」といってます。

僕が見舞いに行ったらブラの紐がばっちり見えてたので

「見えてる（小声）見えてるよ！」

と指摘してあげました。そういうことにも少しは気を配って欲し

いものですね。

「見せたいなら隠さないでいいよ」ともいいました。

思いっきり隠されたので僕に見せたいわけじゃないらしいです。

こんな僕だけど「一緒にいても疲れない」らしいので

誰が疲れて誰が疲れないのかは本人に選別してもらって疲れない

人だけを集めた世界で暮らせれば彼女にとって楽なんだろうなあ

と思ったりします。

子供の出産から始まって今に至るまでありとあらゆる病院に行き

診察されたり見舞ったり付き添ったりしています。

病院という名前は同じでも診療科目が違えば出入りすら監視され

たり、テレビや携帯すら禁止されたりもします。老人病院なのに

ネット使い放題だったり、駐輪場から病棟まで五分以上歩く病院

もあります。大名行列みたいな院長回診という面白いものもみま

した。えてしていえるのは年齢が若ければ若いほど病院のまとう

オーラみたいなものは明るく澄んでいる。

明るくないオーラをまとってる老人病院は診察や対応もそれなり

ってことが多いですね。僕が見るのは看護師がどんな顔で仕事を

してるか？　ってところを見ます。イヤイヤ仕事をしてる病院は

たいしたことないです。設備云々じゃなくて看護師がいい顔で仕

事できないところはやっぱりそれなりの医療ってことですね。

ま、それはどこの職場でもあてはまるのかもしれないですけど

ね。