去年のやつがまだ余ってておととしのは保存用にとってある。

毎年シソでつけるんだけど、おととしのやつは赤い色が抜けて

しまっていて微妙に色合いは悪い。

正式な小田原十郎梅の梅干は白漬けのやつらしくおそらくは

この色落ちを考慮してのものなんだと気づく

あくまで「保存食」なのだ。

初年度だけ四キロとかいう一桁でつけたけどそれから先は10キ

ロ15キロ、20キロと一年でなくなるたびに増量してきた。

このあいだとあるかまぼこ屋さんの梅干をみたら900グラムで

3150円とかいう値段ででていた。

俺が無添加の梅干その半額で売るわ~と思ったけど売っちゃって

自宅用がなくなるのはおしい。

そのうち小田原市の西側の斜面でも買って梅ノ木を植えて100キ

ロ以上毎年つけられるようになったら梅農家になってもいいかな

あ?なんておもう。もちろん自宅用が優先で余ったやつを売る

兼業農家です^^; あくまで自宅優先。

というくらい地元産の梅が小田原近辺では流通してないです。

で、また地の人は十郎を買いたがるんだ。

俺なんか南高だろうが十郎だろうが白加賀だろうがいいころあい

で、大量に手に入ったらそのときに「一気に」つけちゃう。

漬けあがったら梅に「南高」とかの銘柄書いてないもんねw

人間も似たようなもんで学校に言ってるときはその学校とかその

コミュニティに誇りをもったりするけどいざ社会にでると

オデコに「慶応卒業」「法政卒業」「明治中退」とか最終学歴を

書いて貼り付けてるわけじゃない。社会で必要なのは本人のスキ

ルなんだ。学歴じゃない。

人も梅もブランドじゃなくて一人前になってからの「中身」が

とても大切なんだなあ。と入梅しそうな空を見上げて思う。

コメント

しゃな
2010年6月11日16:47

読んでて梅干しが食べたくなって気が付いたら
口がおちょぼ口になってました。

マサムネ
2010年6月12日19:57

買っておいしいのは高いですよねTT

だから作ってます^^

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