僕には今現在収入を得る糧がありません。

いまさらですね。

大航海が始まった年はちゃんと正規職員として、その後は

公社職員として、正社員として働きました。

俗に言うアルバイトからキャリアを積んでコツコツと七年くらい

働きました。

「郵便局は税金だから給料いいでしょ?」

「親方日の丸は安泰だよね」

公務員という立場はあっても

独立採算制です。税金は給料に一円も入ってません


日の丸じゃなくなってテンションも下がりました。

給料が安くても雨の日も雪の日も元旦もキモチを届ける

ポストマンでいたかったのです。

公社化、民営化を経て会社が分かれて超赤字部門の郵便事業は

三事業のお荷物といわれました。

給料も下がり、やってることのわりには矛盾だらけの職場

いまだに古い組合体質の抜けない人々。

10ヶ月くらい前にもう辞めるべ。と決意しました。

幸い妻が仕事をしていたのですんなりと家で家事をして暮らして

いますが、そうじゃない人たちはどうしたらいいのか?

民営化がもたらしたものは何か?を僕は論じるつもりはありませ

ん。小泉内閣のもたらした改革は小田原の片隅でコツコツと

働いていた僕の覇気を萎えさせ、身も心もズタズタになりまし

た。

選挙には自民党ではない政党、候補者を書きわずかながら抵抗

しました。

改革を成し遂げてえらそうな面をしている元総理。

「はいはいオマエはえらいよ。ずっとやりたかった民営化を

成し遂げた エライエライ」

「でも、アルバイトから郵便を配ってやっと正規職員になって

家庭を築けたおれの気持ちはわかるか?」

彼は上手に選挙を戦ったと思います。でも、上手に政治をやった

とは思えません。もし目の前にいたら一発ぶん殴りたいキモチは

ずっと変わりません。

ま、殴る機会に恵まれるともおもいませんけどね。

便利になりましたか?

民営化されて。

コメント

ジュロー
2009年1月14日0:44

小泉さんの狙いは郵便「貯金」だったと思います。
あそこに貯めこまれるお金が財政投融資として自民党と官僚の権力の源泉だったわけで。郵便事業は割り食った感じですねぇ。

マサムネさんのように誠意を持って働いていた方がほとんどだと思うのですが、卑近な例で、私の自宅の真ん前が小さな郵便局ですが、民営化されてから”かなり”サービス(というか態度)がよくなりました。民営化前なんて、客用の駐車場に局員が平気で車止めてましたし・・・。
それが今や「今年も○○郵便局をよろしくお願いします!」という年賀状が来るようにもなりました。民営化されたからという理由だけで変わったわけではないのでしょうが、正直あのままだったらと思うとぞっとします。

マサムネ
2009年1月14日7:49

特定郵便局は変わりましたね。えらい変わりようででも、利便性

の良い場所にあるのでちゃんと仕事をすればきちんとお客さんも

つくのです。ま、あの世襲制もどうかとおもいますけどね。

新規採用基礎訓練二週間なのと、六週間の違いでしょうか?

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